テクノロジーが 予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる

ウエブサイトを検索し閲覧することだけが中心だったWeb1.0の時代。SNSが流行し、見るだけでなく情報を発信・共有することが可能になり、GoogleAmazonなどのプラットホームと呼ばれる企業がネット環境に影響を与えるようになったWeb2.0の時代。それに対し、データ情報や取引記録を暗号化して保護しながら複数人がネットワーク上で管理できるブロックチェーンという技術により、管理者を介さずにユーザー同士で情報を管理するWeb3.0の時代が、そう遠くない未来に到来すると言われている。メタバースとは、バーチャルの世界でゲームをしたり、デジタルアートの展示や売買、アーティストのライブやアパレルブランドショップの展開などを行える仮想空間のことである。NFTとは、ノンファンジブルトークンのことで、ブロックチェーンの技術を用いて本物かどうか、誰のものかを証明できるようにした個人間で取引できる通貨や資産のことである。クリプトエコノミーとはWeb3.0内の経済圏のことで、NFTはクリプトエコノミーの中で流通している価値だと言える。イーサリアムとはブロックチェーンにスマートコントラクトという機能を取り入れた分散型のプラットフォームのことである。

 

《ころっけの感想》

新しいものができて、仕事も生活も更に変わっていくんだろうね。あるシリコンバレーの一流企業には学位と仕事の能力についてあまり関係性がないというデータがあるって。こどもの教育や価値観だって変わっていくんだね。これから世界はどうなっていくんだろう。どんな仕事が必要になって、どんな企業が伸びて、生きるためにどんな技術を身につけていけばいいんだろう。メタバースの中に土地やアートを買っておいたら、将来大金持ちになったりしてね。新しいものはどんどんできるけど、でもそれが本当にいいのかは、自分でよく考えて見極めなきゃね。

 

テクノロジーが予測する未来web3、メタバース、NFTで世界はこうなる 伊藤穣一(著)