イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる

現在の西洋医学では遺伝子の突然変異によって細胞が異常に増殖してしまうことでガンが生じる遺伝子突然変異説が常識である。ただ、遺伝子突然変異説は化学的に証明されたものではなく、治療法が効果を奏してしない。もしガンが遺伝子の突然変異で起こるならば、心臓や脾臓にはなぜ、ガンが発生しないのか。結核の人はなぜガンにならないのか。カンジダ菌とは私たちの身体に存在する常在菌である。ストレス、食生活やホルモンの乱れなどで免疫力が低下すると、体内のカンジダ菌が増殖する。シモンチーニ博士は、この過剰に増殖したカンジダ菌のコロニーに対する生体防御反応としてガン(腫瘍)が形成されるという、ガン真菌説を提唱している。つまり、ガンの原因はカビ(カンジダ菌)である。カンジダ菌は重曹にによって治療できる。シモンチーニ博士は重曹の点滴によって数千人のガン患者を治療し、そのうち96%が治癒した。本書ではガンの部位別に、重曹を使って自分でできる治療法を解説している。肺ガン、すい臓ガン、腎臓ガン、乳ガン、脳腫瘍など、自分で重曹水を直接届けることができない部位に対しては、ブルーベリーなどのベリー系やリンゴ、無農薬野菜などに多く含まれる抗酸化物質である、サルベストロールの摂取が理想的である。

 

《ころっけの感想》

え~?!本当!!??ちょっと信じられないわね。っていうのが最初の感想よ。重曹でガンが治療できる!?本当かしら。でもその根拠を見ていくうちに、うーん、なるほどね、とだんだん思うようになってきたのよね。細菌(結核菌)と真菌(カビ)は互いに拮抗する性質があって、細菌が優勢な培地では真菌は生育することができないから全身が結核菌に侵されている結核の人はガンが発生しないんだとか、知れば知るほどとても興味深いわね。これが本当ならすごいこと。こういう情報が広く知れ渡って、もっとこの治療に関するデータが増えてこればいいね。新しい医療や治療について知ることは、実におもしろい。

イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる 世古口裕司(著)、トゥリオ シモンチーニ(監修)