体がやわらかくなると血管が強くなる

若いころに比べ体が硬くなっている人は、血管も硬くなっている可能性がある。体が硬いとケガをしやすく、また血流も悪くなるので老化現象や体の不調が起きてくる。健康的な生活を送っている人でも、老化により血管が硬くなるのはある程度仕方のないことであるが、動脈硬化が起これば脳梗塞心筋梗塞などの深刻な病気へつながるため、血管を若く強く保つことはとても重要なことである。日々の生活の中で、疲れやすい、または疲れがなかなか取れない、すぐ息切れが起こる人は、もうすでに血管が硬くなってしまっている可能性がある。こんな人は血管をやわらかくすれば症状が改善され、血行が良くなれば肌つやもよくなり、肩こりや腰痛、冷え性などの症状も軽減できる。血管をやわらかくするためにストレッチは有効であり、特に前ももとふくらはぎを延ばすことが効率的である。また、血管をやわらかくする一酸化窒素を増やす食べものとして、シトルリンを多く含むスイカ、カボチャの種、アマニ、ナッツ、ビーツなどを摂取するのもよい。柔軟性のある血管を保つために、塩分は血管にダメージを与えるので塩分コントロールをし、ストレスを減らす努力も必要。

《ころっけの感想》

ころっけは学生の時、機会体操部だったから身体は柔らかかったの。でも久しぶりにストレッチをしてみたら、ものすごく硬くなってたわ。こうなったらもう毎日ストレッチを続けるしかないわね。それにしてもストレッチって本当に気持ちがいいのよね。すんごく痛いけど。めちゃくちゃ気持ちがいい。寝てても、座っていてもできるストレッチ方法があるからぜひ続けたいね。体が伸びると気分もスッキリするしね。

体がやわらかくなると血管が強くなる 家光素行(著)