先生! 本当に正しい「がん」の知識を教えてください!

日本人の2人に1人はがんになる。あなたの身体でがん細胞が増えて増殖してしまう最大の原因は、生活習慣である。コレステロール、心拍数、尿酸値などが高くなるとがんになるリスクが上がり、過体重や肥満はがんとの関連性が高いというデータが発表されている。足の裏は歩くことでいつも刺激を受けているので、足の裏のほくろは悪性化・ガン化する可能性が高いため注意が必要である。がんを予防するためには、ごはんの食べすぎをやめて、野菜や果物を1日400g摂る。お酒の飲みすぎに気を付けて、たばこはやめる。がんは早期発見・早期治療をすることで身体の負担も、治療費も少なくなるので、がん検診は是非とも受けた方がよい。全身CT、胃カメラ、大腸カメラ(便潜血)、採血検査、腫瘍マーカーCEA、CA19-9、余裕があればSCC、男性はPSA)、女性は乳がんと子宮頸がんの検査を年1回受ける。万が一がんになってしまっても、高額療養費制度がある日本では、50~100万円程度の貯金がある人なら、あえて高額ながん保険に入る必要はないだろう。いざというときに相談できる、信頼できる医師を日頃から見つけておくとよい。

 

《ころっけの感想》

病気になったら働けない、家族が困る、保険に入っておいた方が安心だという不安から、あれもこれもってたくさんの医療保険に入りたくなっちゃうよね。でも確かに、高額療養費の制度についてきちんと知れば、家計に負担がかかるほど民間の保険に入る必要はないかもね。心配なら最低限の保険だけで入っておくのはいいかもしれないけど。あと注意するのは足の裏だよ。なかなか見ないよね、足の裏って。ころっけ、足をひっくり返して家族全員分の足の裏をチェックしたよ。がん検診と一緒に毎年足の裏チェックもやっていきたいね。

先生!本当に正しい「がん」の知識を教えてください 明星智洋(著)松本逸作(著)

明星 智洋 (著), 松本 逸作 (著)


 

健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった 食事法の最適解

健康について書かれている本はたくさんある。しかし本によっては正反対のことが書かれている場合がある。いったい何が正しいのか。90%の健康本が否定している最も避けるべき危険な食べ物は、添加物と人工甘味料スクラロースアセスルファムKアスパルテームサッカリンNa調味料(アミノ酸等)、亜硝酸ナトリウム次亜塩素酸ナトリウム安息香酸ナトリウム、カラメル色素、乳化剤、リン酸塩はガンや疾患との関連性が高いので特に避ける。80%の健康本では、頭痛、関節痛、皮膚の発疹、慢性疲労アトピー、喘息、花粉症などのアレルギー、肌荒れ、乾燥肌、イライラなどを引き起こすグルテンを避けるべきとしている。高温で調理している揚げ物も、発がん物質が含まれていたり、コレステロールが上昇するため、90%の健康本が避けるべきだとしている。菓子パン、カップ麺、菓子類、ソーセージなどの加工食品も発がん性物質等が多く含まれているため避けるべき。牛乳に含まれるカゼインタンパク質には発がん性物質があり、骨粗鬆症の原因になり、不飽和脂肪酸が含まれているため避けるべきであるとしている本もあるが、牛乳には動物性タンパク質やカルシウム、ビタミンなどが効率よく摂取できるので推奨されている場合もある。自分の体調に合わせて、なるべく質の良い牛乳をたしなむ程度に飲むのがいいだろう。

90%の健康本が絶賛しているオススメしている食品は、納豆、味噌汁、きのこ・海藻類、良質な油、ナッツ、カカオ70%以上のチョコレートである。ごはんやパンを食べる時は胚芽の残っている分づき米や全粒粉、ライ麦のパンを選ぶようにするのがおすすめである。肉を食べる時は飼育環境の整った品質の良い肉を選び、なるべく鶏肉>豚肉>牛肉の順にチョイスする。魚は全体的に健康本では絶賛されているが、マグロなど大型の魚は水銀が多く含まれている為、なるべく一匹がお皿にのるような小さい魚を選ぶとよい。ブロッコリ―、カリフラワー、キャベツ、大根、小松菜、ケールなどのアブラナ科の野菜や、ほうれん草、ニンジンなどの緑黄色野菜はぜひ摂取したい。

 

《ころっけの感想》

ころっけはね、原材料表示は見てなるべくシンプルなものを選ぶようにしてるの。添加物の多い食品はカタカナがずら~っと並んでいるもんね。野菜は季節にあったものを食べるのがいいね。やっぱり旬のものっておいしいもんね。先日海外に用事があって、合間の時間にお買い物していたら、こんなものを見つけたのよ。オレオのお菓子よ。

これは普通のオレオでね、

 

グルテンフリーのオレオが隣に並んでたのよ。

グルテンフリーの意識が高いのね。オレオが好きだけど、グルテン不耐症という人はこういうのもいいかもしれないね。味はどっちもおいしいわよ~。

 

健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった食事法の最適解 国府田淳(著)


 

体がやわらかくなると血管が強くなる

若いころに比べ体が硬くなっている人は、血管も硬くなっている可能性がある。体が硬いとケガをしやすく、また血流も悪くなるので老化現象や体の不調が起きてくる。健康的な生活を送っている人でも、老化により血管が硬くなるのはある程度仕方のないことであるが、動脈硬化が起これば脳梗塞心筋梗塞などの深刻な病気へつながるため、血管を若く強く保つことはとても重要なことである。日々の生活の中で、疲れやすい、または疲れがなかなか取れない、すぐ息切れが起こる人は、もうすでに血管が硬くなってしまっている可能性がある。こんな人は血管をやわらかくすれば症状が改善され、血行が良くなれば肌つやもよくなり、肩こりや腰痛、冷え性などの症状も軽減できる。血管をやわらかくするためにストレッチは有効であり、特に前ももとふくらはぎを延ばすことが効率的である。また、血管をやわらかくする一酸化窒素を増やす食べものとして、シトルリンを多く含むスイカ、カボチャの種、アマニ、ナッツ、ビーツなどを摂取するのもよい。柔軟性のある血管を保つために、塩分は血管にダメージを与えるので塩分コントロールをし、ストレスを減らす努力も必要。

《ころっけの感想》

ころっけは学生の時、機会体操部だったから身体は柔らかかったの。でも久しぶりにストレッチをしてみたら、ものすごく硬くなってたわ。こうなったらもう毎日ストレッチを続けるしかないわね。それにしてもストレッチって本当に気持ちがいいのよね。すんごく痛いけど。めちゃくちゃ気持ちがいい。寝てても、座っていてもできるストレッチ方法があるからぜひ続けたいね。体が伸びると気分もスッキリするしね。

体がやわらかくなると血管が強くなる 家光素行(著)


 

イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる

現在の西洋医学では遺伝子の突然変異によって細胞が異常に増殖してしまうことでガンが生じる遺伝子突然変異説が常識である。ただ、遺伝子突然変異説は化学的に証明されたものではなく、治療法が効果を奏してしない。もしガンが遺伝子の突然変異で起こるならば、心臓や脾臓にはなぜ、ガンが発生しないのか。結核の人はなぜガンにならないのか。カンジダ菌とは私たちの身体に存在する常在菌である。ストレス、食生活やホルモンの乱れなどで免疫力が低下すると、体内のカンジダ菌が増殖する。シモンチーニ博士は、この過剰に増殖したカンジダ菌のコロニーに対する生体防御反応としてガン(腫瘍)が形成されるという、ガン真菌説を提唱している。つまり、ガンの原因はカビ(カンジダ菌)である。カンジダ菌は重曹にによって治療できる。シモンチーニ博士は重曹の点滴によって数千人のガン患者を治療し、そのうち96%が治癒した。本書ではガンの部位別に、重曹を使って自分でできる治療法を解説している。肺ガン、すい臓ガン、腎臓ガン、乳ガン、脳腫瘍など、自分で重曹水を直接届けることができない部位に対しては、ブルーベリーなどのベリー系やリンゴ、無農薬野菜などに多く含まれる抗酸化物質である、サルベストロールの摂取が理想的である。

 

《ころっけの感想》

え~?!本当!!??ちょっと信じられないわね。っていうのが最初の感想よ。重曹でガンが治療できる!?本当かしら。でもその根拠を見ていくうちに、うーん、なるほどね、とだんだん思うようになってきたのよね。細菌(結核菌)と真菌(カビ)は互いに拮抗する性質があって、細菌が優勢な培地では真菌は生育することができないから全身が結核菌に侵されている結核の人はガンが発生しないんだとか、知れば知るほどとても興味深いわね。これが本当ならすごいこと。こういう情報が広く知れ渡って、もっとこの治療に関するデータが増えてこればいいね。新しい医療や治療について知ることは、実におもしろい。

イタリア人医師が発見したガンの新しい治療法 重曹殺菌と真・抗酸化食事療法で多くのガンは自分で治せる 世古口裕司(著)、トゥリオ シモンチーニ(監修)


 

斎藤一人 常識をぶち破れ

幸せに生きるためのコツは軽く生きること。誰でも好きなことに夢中になっていいし、もっと自由に楽しい人生を選択していい。これからの時代は、待っているだけでなく、自分で自分の幸せを見つけて、楽しみながら進んでいこうとする人が幸せや成功を手にできる可能性が高い。従う必要のない愛のない常識はぶち破る。愛を軸にして生きると、人生が楽しくなり、人間関係も制することができて、幸せになれる。たくさん我慢したから、すごく苦労したからと言って人生幸せになれるわけではない。嫌なことでも我慢しなきゃいけないという思い込みは捨ててよい。この選択は違うなと思ったら、いつでも辞めてよい。自分の理想の人生を実現するために、自分の価値観に従って自由に生きてよい。

 

《ころっけの感想》

なんだか元気が出る本だね。学校にちゃんと行かなきゃ。いい大学に行かなきゃ。やると決めたことは絶対続けなきゃ。いろんな常識に縛られて、だんだん辛くなってくることあるんだよね。でもそれが自分にとっての幸せにつながらないと気づいたら、辞めていい。また新しい選択を選んでもいい。仕事とか、学校とか、自分が選んで始めたのに辞めたいなと思うとき、どんな選択をすればいいのか、この本はヒントになるなって思う。人間の悩みを突き詰めるとだいたいのことは人間関係だから、人間関係を良くするために、誰かに愛を与えれば愛が帰ってきて、自分も生きやすくなる。「人間関係を制する者は人生を制する。」これ大事だね。

常識をぶち破れ 斎藤一人


 

奇跡の物質 ALAの医療革命

人間の身体の2割はタンパク質でできており、タンパク質の原料はアミノ酸である。ALA(5-アミノレブリン酸)とは、アミノ酸の一種のことで、自然界に広く存在しているアミノ酸のひとつである。ALAは私たちの体内でミトコンドリア内の代謝を活発にし、代謝をアップさせる働きがある。ALAを体内に取り込むことで、癌、糖尿病、パーキンソン病脂質異常症コロナウイルス増殖の抑制、コロナウイルス後遺症の進行を食い止める、疲労回復、睡眠の改善、しわやニキビの改善、育毛の効果、また、スキンケアやアンチエイジングの分野でも効果が期待できる、世界的に注目されている物質である。体内でALAが不足すると老廃物が溜まりやすくなる、筋肉が弱くなる、病気になりやすくなる、代謝が低下する、体温がさがりやすくなるといった現象が起こる。ALAが体内で一日に作られる量のピークは17歳前後だと言われており、50~60歳になるとピーク時よりかなり生産量が減少する。減少する原因は加齢、睡眠不足、ストレス、運動不足、飲酒、喫煙、食生活の乱れなどと言われている。ALAはタコ、イカ、バナナ、ピーマン、ホウレンソウ、巨峰、黒酢、ワイン、日本酒、納豆、醤油などの発酵食品から摂取することが可能だが、大半の量が尿などによって体外に排出されてしまう。日々失われていくALAを食品だけから摂取するのは容易ではないため、サプリメントから補うのも一つの方法である。ALAは進行癌による気道狭窄、脳腫瘍、食道がんの光線力学療法(腫瘍に特定の波長のレーザー光線を当てて癌細胞を死滅させる最先端治療)にも保険適応で使われている。最近では運動をしなくても、ALAと鉄を摂取することで内臓脂肪を減らせるという研究データも出てきている。ALAを配合した化粧品では細胞レベルで乾燥肌が改善する効果が、また、ALA配合の育毛剤で育毛効果も期待できる。

 

《ころっけの感想》

ドイツでは腫瘍を摘出せずにレーザーを当てるだけの治療で数年以上も元気に生活している悪性脳腫瘍の患者さんがたくさんいるんだね。ころっけのじいちゃんも、悪性脳腫瘍で41歳で亡くなってしまったから、時代が変わってこんな治療が受けられるようになってるんだと思うと、とてもとても感慨深いよ。ALAを使って光線療法の癌治療が保険適応で受けられるなんて、すばらしいわね。手術と比べたらもう身体への負担が全然違うんだろうし。ALA製品も、試してみたくなっちゃうね。

奇跡の物質ALAの医療革命 金子貞男(著)


 

医師が教える子供の食事大全

子供が朝起きられない、学校に行けない、身長が伸びない、夜怖い夢をみる、イライラする、気分が落ち込む、集中力がない、成績が上がらない、疲れが取れない。アトピー性皮膚炎、頭痛やめまい、子供の不眠症、髪の毛が抜ける、あざができやすい。5分と椅子に座ることのできない学習障害、いじめなどのトラブルもないのに不登校になった、喜怒哀楽が激しくキレやすい、これらの症状は栄養障害が原因かもしれない。

子供に好き嫌いがあって極度の偏食傾向がある、朝ごはんを食べない、おかずよりもごはんやパン、麺類が大好き、チョコレートやスナック菓子をよく食べる、スポーツドリンクやジュースをよく飲む、忙しさのあまりジャンクフードやインスタント食品などので食事を済ませる生活が続いてしまうと、今は元気であっても、いつしかいろんな症状となって表れてくる可能性もある。もし何か異常が生じたら、まず真っ先に食事を疑うくらい食事は大切なのである。

子供はものすごいスピードで成長しているため、失われる栄養も少なくない。そのため、より十分な栄養を取る必要がある。学生時代、勉強に一生懸命取り組めるか、部活やスポーツに打ち込めるか、挫折しても立ち直れるか、集中力、メンタル、性格なども栄養は深く関わっている。子供の栄養を満たしてあげると、親の子育ても非常に楽になるのである。

・タンパク質不足で起こる症状

大したことをしているわけでもないのにすぐに疲れたと言ってすぐに座り込んでしまう、少しでも無理をしたりいつもと違うことをするとすぐ風邪をひいて体調を崩してしまう。野菜ばかりでお肉をあまり食べないと起こる。

低血糖症で起こる症状

感情の起伏が激しくキレやすい、無気力でやる気がない、忘れっぽい、動悸や頭痛がある、常に不安感がある、うつっぽい。毎日甘いお菓子やスナック菓子やジュースを飲んでいる、おかずよりも白いご飯、ラーメン、うどんなど炭水化物を好んで食べていると起こる。

・ビタミンB群欠乏で起こる症状

疲労感や倦怠感がある。抵抗力がない。ビタミンB群は糖質の代謝にも使われるので、甘い物やジュースなどを食べるとその代謝に使われてしまい、その結果ビタミンB群が欠乏し学習力が低下する。

ビタミンD不足で起きる症状

免疫力が低下し、アレルギー疾患や感染症なりやすい。セロトニンの減少。うつ、不安症状、多動性障害、暴力行為など。

・鉄欠乏で起きる症状

アレルギー疾患、感染症、下痢、便秘、成長痛、ケガ、低体温など様々な不定愁訴

 

《ころっけの感想》

子供がイライラしがちなとき、ニキビに悩まされているとき、受験勉強や集中したいとき、なにを食べたらいいのかとても参考になるよね。ころっけは子供の時、「甘い物ばっかり食べてると我慢のできない子になるよ」って言われて育ってきたけど、それは低血糖で起こる症状のことで、理にかなってたんだなと納得したよ。でも著者はご自身のお子さんに「甘い物ばかり食べてると頭が悪くなるよ」って教えてるんだね。本当に糖質を代謝するときにビタミンB6を使っちゃうから学習能力が低下するんだ。食べ物は本当に大事だよね。妊娠を希望している人は、元気な子が生まれるように、妊娠する前から栄養を取っておくのは大事なことだけど、でも妊娠中はとても繊細になるし、気持ちが悪くて食べられないってときだってあるんだから、無理しなくていいのよ。ころっけのママは、ころっけがお腹にいるとき、気持ち悪くて毎日毎日何も食べられず、コーラしか飲めなかったんだって。こんなの、栄養セラピー的に言ったら最悪じゃない?でもころっけ、案外元気よ。だからそこまで神経質になることないと思うの。頑張りすぎず、できる範囲で。もう子供が結構大きくなっていても、食事を改善するのはいつからでもいいの。必要な栄養をとって、子供自身も一度きりの人生を思う存分生きてほしいし、親にとっても子育てが少しでも楽になれば、こんなに嬉しいことはないね

医師が教える子供の食事大全 櫻本美輪子(著)定真理子(著)