血管の専門医が教える 『血流』をよくする最高の習慣

血管による病気は毎年日本人の上位を占めている。血管の病気になってしまうと治すのは非常に困難であるため、とにかく予防が大切である。血液の流れが悪くなると、心筋梗塞狭心症脳卒中、閉塞性動脈硬化症、下肢虚血、骨粗鬆症認知症などの疾患になる恐れが高まる。血管の状態を良好に保つために重要なことは、体にいい食事、運動して活動的になる、体重を減らす、適正血圧に保つ、コレステロールのコントロール、血糖値を減らす、禁煙することである。 

 

《ころっけの感想》

アメリカのオスラー医学者は「人は血管とともに老いる。ならば、血管が若々しくあれば人は若々しく老後をすごせるだろう。」と言っていたね。しなやかな血管が体中の細胞の隅々まで栄養を運んでくれる。病気や自覚症状がないときから、血流を良くすることを意識した生活をすることはものすごく大切なんだね。運動と食事はどちらかだけではだめで、やっぱり両方とも大事なんだな。HIIT(高強度インターバルトレーニング)とかIRT(等尺性収縮運動)が良いらしいけど、ころっけはきついのが苦手だから、ゆるHIITから始めてみようかな。運動は毎日しなくても、週に60分でいいならなんとか続けられそうね。マーガリン、ショートニング、サラダ油などにはトランス脂肪酸が多量に入っているからこういうのが入っていたら避けて、外食ではあまり揚げ物は選ばないようにしたいね。ナッツはおいしくて栄養価も高いから最強だわ。

 

血管の専門医が教える『血流』をよくする最高の習慣 梅津拓史(著)