自律神経の名医が教えるココロとカラダの疲れとり大全

心身ともに調子が悪い、疲れやすい、ストレスが解消できない。それは自律神経の乱れが原因である可能性も。ココロとカラダの疲れを取り、自律神経を整える方法とは。

朝、朝日を全身で浴び、コップ1杯の水を飲む。目が覚めたら軽いストレッチをして朝食に味噌汁を飲む。周囲に対して感謝の念を持つと幸福度が上昇し、自律神経が安定する。

昼、身体にいいけれど健康のために我慢して嫌いなものを食べるのではく、体が自然と欲するものや、好きなもの、美味しいと感じるものを楽しんで食べる。お腹いっぱいまで食べてしまうと眠くなるので量は少なめに抑えてよく噛んで食べる。脳が最も活性化するのは午前中であるため、頭脳労働はなるべく早い時間帯に終えるようにする。30分以内の仮眠をとるのもよい。

夜、主食は白米より玄米を食べるようにして、間食には食物繊維の多いドライフルーツやナッツが好ましく、夕食にはヨーグルトや納豆、キムチを食べる。夕食後から就寝の1時間前までに30分から1時間、ゆっくりと散歩をする。腸内環境改善と自律神経のバランスアップのために、寝る前にスプーン1杯の上質なオイルを取るのもよい。

 

《ころっけの感想》

ころっけが初めて自律神経失調症という病気を知ったのは高校生のときだったのよ。友達が診断されたのをきっかけに調べてみたんだ。イライラしたり、不安感が募ったり、眠れなくなったり、疲れやすかったり、いろんな不調が重なって辛くなってくる。友達の場合は、ストレスが原因だろうって言われてたけど、そのストレスの原因はなかなかすぐに取り除けるものではなくて、なかなか大変だったの。どんなに元気な人でも、毎日の生活の中で自律神経が乱れるときってあるよね。そんなときに、自律神経を整える方法をいくつか知って、自分でできそうなものを取り入れてやってみるのはいいかもしれないね。普段から生活習慣を改善したり、ストレスを効率よく発散することができれば、自分の身体をコントロールしやすくなるからね。 

自律神経の名医が教えるココロとカラダの疲れとり大全 小林弘幸(著)